備中松山の三村元親の自刃の池の巻 2002.1.27 | |
元親池 | |
備中松山(高梁市)にある三村元親の自刃跡。城から少し離れた池のほとりにあります。 三村元親は、戦国時代備中を治めていました。毛利元就に従い、北の尼子、南の宇喜田氏ににらみを聞かせていたのです。しかし、当時毛利と手を結んでいた宇喜多氏を信長が討とうとし、元親を誘ったのです。元親の父は宇喜多氏に殺されていましたので、その誘いに乗り、逆に元就に攻められ、決して毛利に歯向かったのではないと言い残し自刃したのです。三村氏に加わった者はすべて毛利に滅ぼされたのでした。 美観地区を川沿いに登って行くと国際交流センターがあり、その向かいにある池です。 |
写真:左 碑と祠 中 元親池 右 高梁川からみた備中松山城のある臥牛山